会話も触れ合いもない仮面夫婦の生活の中で、話を聞いてくれる人に気持ちが動くことは、決して珍しくありません。好きな人ができた一方で、「このまま関係を深めてよいのか」「子どもや生活はどうなるのか」と迷っている方もいるのではないでしょうか。
この記事は、そんなご自身を責めるためのものではありません。ただ、「気持ちがあるだけ」の段階と「肉体関係がある」段階では、いざ離婚や慰謝料の話になった時の立場が大きく変わります。
探偵喫茶 新潟ファミリー調査事務所に寄せられたご相談をもとに、関係を深める前に知っておきたい注意点と、相談を考えるタイミングを整理します。

目次
ご自身のことを責めることはありません。依頼するかどうかも、決めていなくて構いません。ご相談内容は秘密厳守で取り扱います。
今ある情報を伺い、残る疑問を調査で確認できるか、依頼前に整理します。
仮面夫婦のまま、
誰かを好きになる人は
少なくありません
夫婦としての会話がなくなり、何年も触れ合いのない生活が続く。そんな中で、職場の人や昔の知人、習い事やSNSで知り合った人に、気持ちが動き、好きになってしまうことがあります。
当事務所では、配偶者の浮気についてご相談を受けるとき、すべての方にご自身の状況も伺っています。その中で、ご自身にも気になる人がいるという方は少なくありません。夫婦の関係が冷え切ったまま何年も過ごす中で、心のよりどころを求めるのは、ある意味で自然なことです。
それでも、最初から正直に話してくださる方は多くありません。「話したら責められるのではないか」「いざという時に自分が不利になるのではないか」と不安に思われるからです。

好きな人ができたこと自体を、恥じる必要はありません。大切なのは、その気持ちと、これから取る行動を分けて考えることです。急いで答えを出す前に、選択肢を整理してみましょう。
「気持ちだけ」と
「肉体関係がある」では、
立場が大きく違います
まず知っておいていただきたいのは、今ご自身がどの段階にいるかで、立場が大きく変わるということです。
- 気になる人がいる気持ちがあるだけの段階です
- 個人的に連絡を取り合っているやり取りの内容は、記録として残ります
- 二人きりで会っている会っているだけで不貞とはされませんが、周りに見られることもあります
- 肉体関係がある一般に「不貞行為」として、慰謝料や離婚の問題につながり得る段階です
一般に、好きだという気持ちがあるだけ、連絡を取り合っているだけでは、不貞行為にはあたりません。配偶者以外の人と肉体関係を持った場合は、不貞行為として法的な問題になり得ます。
ただし、肉体関係がなければ何をしても問題にならない、という意味ではありません。親密すぎるやり取りや頻繁な密会は、話し合いの場で不利な材料として扱われる可能性があります。
配偶者に浮気の
疑いがない場合は、
何を考えればよい?
仮面夫婦だからといって、配偶者も浮気をしているとは限りません。配偶者に浮気の疑いがない場合、無理に証拠を探す必要はありません。まずは次のことを考えてみてください。
- 今の結婚生活を続けたいのか:関係の修復を望むのか、今の生活を続けるのか、別居や離婚を考えるのか。
- 好きな人との関係をどうしたいのか:距離を置くのか、今は関係を深めずに考える時間を取るのか。
- 子どもや生活への影響はどうなるか:住まい、収入、養育、介護など、現実の条件を整理します。
調査が必要かどうかは、状況によって異なります
探偵がお手伝いできるのは、調査で確かめるべき事実がある場合です。配偶者に浮気の疑いがない方に、浮気調査をおすすめすることはありません。夫婦の気持ちの整理が中心であれば、カウンセラーへの相談も選択肢になります。
好きな人ができたときに、
心に残る4つの疑問
ご相談の中でよく伺う疑問と、一般的な考え方をまとめます。
自分にも交際相手がいると、慰謝料や離婚の話し合いで不利になる?
肉体関係があれば、不利になる可能性があります。配偶者から慰謝料を請求されたり、離婚の話し合いで不利な事情として扱われたりすることがあるからです。気持ちがあるだけの段階なら、原則として不貞行為にはあたりません。
配偶者の浮気の方が先なら、自分の責任はなくなる?
なくなるとは限りません。どちらが先だったかは考慮される事情の一つですが、ご自身の交際も、それとは別に問題になり得ます。それぞれの関係の時期や内容、当時の夫婦関係の状態をあわせて見ていくことになります。
「夫婦関係はもう壊れている」と思っていれば大丈夫?
大丈夫とは言えません。ご自身がそう感じているだけでは、法的に夫婦関係が破綻していたとは認められないことが多いからです。仮面夫婦、家庭内別居、長い間性的な関係がないといった事情だけでは、破綻とまでは判断されにくいのが実情です。
なお、最高裁平成8年3月26日判決は、肉体関係を持った時点で夫婦関係がすでに破綻していた場合、特段の事情がない限り、不貞相手(第三者)は、もう一方の配偶者に対して責任を負わないとしたものです。この判決があるからといって、誰も責任を問われないという意味ではありません。
配偶者の浮気を、先に確かめておくべき?
配偶者の浮気が疑われ、離婚の判断材料が必要な場合は、確かめておくことをおすすめします。配偶者の浮気の実態は、話し合いの大切な材料になります。疑いがない場合まで、調べる必要はありません。ご自身にも交際相手がいる場合、それだけで有利になるとは限りませんが、事実が分からないままでは話し合いの材料そのものがありません。疑いがある場合は、時間が経つほど確認が難しくなるため、早めの検討が大切です。
法的な評価を行うのは、弁護士などの専門家です。探偵の役割は、その判断の土台になる「実際に何があったのか」という事実を、調査で確かめることです。必要な場合は、当事務所から東京・新潟の弁護士をご紹介することもできます。次に、同じように悩んだ方が実際にどうしたのかをご紹介します。
当事務所に寄せられた
3つのご相談
配偶者の浮気が疑われ、ご自身にも好きな人や交際相手がいた方のご相談から、3つの例をご紹介します。いずれも個人が特定されないよう、内容の一部を変えています。結果はその方の事情によるもので、同じ状況でも同じ結果になるとは限りません。
ケース1:好きな人との再婚を考え、まず夫の浮気の実態を確かめた
新潟市内・30代女性(会社員)/ご主人は会社員/お子さん3人(小学生〜中学生)/仮面夫婦の状態が10年以上
ご主人の浮気には以前から気づいていましたが、仮面夫婦の生活が長く続いていたため、気にしないようにしていたそうです。そうした中で、仕事を通じて知り合った男性と深い関係になりました。お相手も既婚者でしたが、その方が離婚したことをきっかけに、ご自身も離婚を考えるようになりました。
「離婚の話し合いに備えて、まず夫の浮気の実態を確かめておきたい」というご相談でした。調査の結果、ご主人が複数の女性と関係を持っていることが確認できました。その結果をもとに、現在は法的な手続きを進めています。
夫婦の両方に交際相手がいる場合、ポイントになるのは「どちらの浮気が先だったか」という時系列と、「その時点で夫婦関係がすでに破綻していたか」です。この方のお話では、ご主人の浮気は、ご自身の交際が始まるずっと前から続いていました。
ただ、調査で記録できるのは、調査を行った期間の行動です。いつから続いていたかを示すには、当時のメッセージや写真などの資料とあわせて考える必要があります。だからこそ、浮気に気づいた段階で記録を残しておくことが大切です。

ケース2:気づいた時には、夫が先に探偵に依頼していた
新潟県内・40代女性(会社員)/ご主人は会社員/お子さん2人(高校生以上)/性的な夫婦関係のない状態が7年以上
表向きの夫婦仲は悪くありませんでしたが、性的な関係のない生活が長く続き、お互いに干渉しない暮らしをしていました。その中で、ご自身にも好きな人ができ、交際が始まりました。
ところが、ご主人の方が先に探偵に依頼して証拠を押さえていたため、離婚調停を申し立てられることになりました。慌ててご相談に来られ、ご主人についての調査を急ぎ行いました。ご主人の浮気の事実は確認できましたが、お互いに証拠を出し合う形になり、話し合いは長引いています。
「お互いに干渉しない暮らしだから」と思っていても、配偶者が先に動いていることがあります。自分の行動も記録されている可能性があることは、知っておいていただきたい点です。
ケース3:気になる人ができ、関係を深める前に夫の浮気の実態を確かめた
新潟県内・20代女性(会社員)/ご主人は会社員/お子さんなし/仮面夫婦の状態が3年以上
夫婦としての気持ちは冷め切っており、ご主人がマッチングアプリを使っていることにも気づいていました。別居も考えましたが、ご主人の家族の介護のために同居を続け、生活はご主人の収入で成り立っていたそうです。
そうした中で気になる男性ができ、離婚を意識するようになりました。関係を深める前に、まずはご主人の浮気の実態を確かめておきたいというご相談でした。調査の結果、ご主人が複数の女性と深い関係にあることが確認できました。
この方のように、生活を配偶者の収入に頼っている場合は、浮気の事実だけでなく、離婚後の住まいや収入、介護の負担などもあわせて考えておく必要があります。
安心してお話しください
探偵喫茶のご相談は無料です。喫茶店の席で、コーヒーを飲みながらお話しいただけます。ご相談内容は秘密厳守で取り扱います。
今ある情報を伺い、残る疑問を調査で確認できるか、依頼前に整理します。
自分で整理できること、
その限界
調査を依頼するかどうかにかかわらず、動く前に自分で整理しておけることがあります。
今のうちに整理しておきたい4つのこと
- 自分が今どの段階にいるか
気持ちだけなのか、連絡を取り合っているのか、二人で会っているのか、肉体関係があるのか。段階によって、取れる選択肢が変わります。 - 自分はこの先どうしたいのか
気になる人との関係を終える、今の生活をしばらく続ける、離婚して新しい生活を始める。どれを望むかで、準備することが変わります。 - 気づいたことは、スマホに一言だけでも残しておく
配偶者に浮気の疑いがある場合は、帰宅が遅かった日や外泊した日を、スマホのメモに日付と一緒に残しておきます。ただ、毎日記録し続けるのは現実には難しく、メモだけでは証拠として弱いことがほとんどです。過去の出来事はさかのぼって証明しにくいため、浮気に気づいた段階で調査を検討し、今の事実を押さえておく方が堅実です。 - 家計と、今後の生活の見通し
収入、蓄え、住まい、子どもの費用、介護などを整理します。離婚した後の生活が成り立つかどうかも、大きな判断材料です。
自分で確かめることの限界
- 「夫婦関係が破綻していたか」は、自分では判断できない:ご自身の実感だけで決まるものではなく、同居や生活費、夫婦の交流など複数の事情から判断されます。
- 自分の行動も、記録として残る:メッセージのやり取りや会っている様子は、配偶者が記録している可能性があります。ケース2のように、配偶者が先に探偵に依頼していることもあります。
- 過去のことは、さかのぼって証明しにくい:いつから浮気が続いていたかは、今の行動の記録だけでは示しきれない場合があります。慰謝料を請求できる期間にも限りがあります(一般に、不貞の事実と相手を知った時から3年)。
- 自分で調べると、トラブルになりやすい:配偶者のスマホを無断で操作したり、アカウントに無断でログインしたりすると、法的なトラブルになる恐れがあります。ご自身の行動に気づかれるきっかけにもなります。
調査で確認できる
可能性があること・
できないこと
この状況で調査がお役に立てるのは、主に配偶者の浮気の実態と、ご自身が調べられていないかを確かめることです。
確認できる可能性があること
- 調査期間中の関係の様子(ホテルや浮気相手の家への出入りなど)
- 調査期間中に確認した行動の日時・場所・相手
- 配偶者の浮気相手の身元(氏名や住所)
- 調査期間中に、複数の相手との接触があるかどうか(ケース1・3)
- ご自身が尾行や張り込みをされていないか(配偶者が探偵に依頼している形跡がないかの確認)
確認できないこと・難しいこと
- 今の尾行や張り込みだけで、過去の交際がいつ始まったかを証明すること
- どちらの責任が重いか、夫婦関係が破綻していたかといった法的な判断
- 配偶者や浮気相手の気持ち、この先の関係がどうなるか
- 調査期間の外も含めて、ご自身がまったく調べられていないことの証明
探偵に任せることで得られること
- 自分で動かずに済む:自分で後をつけたり、配偶者のスマホを探ったりすると、ご自身の行動まで気づかれるきっかけになります。ご自身にも交際相手がいる方ほど、自分で動かないことが大切です。
- 第三者による客観的な記録が残る:日時・場所が分かる写真や映像を、調査報告書にまとめてお渡しします。報告書は無料で作成し、話し合いや法的な手続きの資料として使える形に整えます。
- 調査期間中の接触や関係を確認できる可能性がある:誰と、いつ、どこで会っているかを記録します。ケース1・3のように、複数の相手との関係が分かったこともあります。
- 自分が調べられていないかも確認できる:ケース2のように配偶者が先に動いている場合に備え、ご自身への尾行や張り込みの有無を確認することもできます。
- 疑い続ける日々から抜け出すきっかけになる:「本当はどうなのか」と考え続けるのは、それだけで大きな負担です。事実がはっきりすることで、気持ちを落ち着けて、この先のことを考えられるようになります。

当事務所の料金の目安
- 調査員1名・1時間あたり5,000円(税抜・経費別)から
- 浮気調査:88,000円(税込)から
- 成功報酬制(完全成功報酬制・着手金+成功報酬制)もご相談いただけます
総額は、調査員の人数や時間、確認する内容によって変わります。成功報酬制の場合も、何を成功とするかと支払いの条件を、ご契約前にご説明します。
関係を深める前に
整理しておきたい3つのこと・
相談の目安
好きな人ができると、気持ちが先に走りがちです。次の3つが分かっていれば、自分のタイミングで、後悔の少ない選択ができます。

- 自分はこの先どうしたいのか関係を終える・今のまま・離婚して新しい生活を始める
- 法的に、自分はどんな立場にあるのか法律相談で確認します。当事務所から東京・新潟の弁護士をご紹介できます
- 判断に必要な事実が分かっているか配偶者の浮気が疑われる場合は、誰と会っているのかなど、調査で確認できる可能性がある部分です。疑いがなければ、調べる必要はありません
ひとつでも当てはまれば、
早めにご相談ください
- 配偶者から離婚を切り出された、または調停などの書類が届いた期日が決まっている場合は、お急ぎください
- 自分のことに気づかれている、または調べられているかもしれないと感じるご自身への尾行や張り込みの有無を確認できます
- 配偶者の浮気が疑われるが、誰と会っているのか分からない
- 気になる人から、離婚や再婚の話が出ている
- 気になる人との関係を深める前に、自分の立場を確かめておきたい
どこに相談すればよいか分からない段階でも構いません。法的な対応が必要な内容は、ご相談の中で整理したうえで、弁護士へおつなぎします。
まずはお話しください
ご相談は無料・秘密厳守です。ご自身の状況も、そのままお話しいただけます。
今ある情報を伺い、残る疑問を調査で確認できるか、依頼前に整理します。
よくあるご質問
気持ちがあるだけでも、不貞になりますか?
なりません。一般に、気持ちがあるだけ、連絡を取り合っているだけでは、不貞行為にはあたらないとされています。不貞行為とされるのは、配偶者以外の人と肉体関係を持った場合です。ただし、親密すぎるやり取りなどが、話し合いで不利な材料になる可能性はあります。
配偶者に浮気の疑いがなくても、調査をした方がよいですか?
その必要はありません。まずは、ご自身の希望、交際の状況、今後の生活を整理してください。整理の途中で、確かめたいことが出てきた場合にご相談いただければ十分です。
配偶者も浮気しています。お互いさまにはなりませんか?
「お互いさま」で済むとは限りません。夫婦の両方に交際相手がいる場合、それぞれの関係の時期や内容、当時の夫婦関係の状態によって判断が変わります。だからこそ、配偶者の浮気の実態を正確に確かめておくことに意味があります。
家庭内別居や長い間性的な関係がない状態なら、夫婦関係は破綻していると言えますか?
それだけでは、破綻しているとは言えないことが多いです。同居を続けている、生活費を共にしている、家族として行事に参加しているなどの事情があると、破綻とは判断されにくい傾向があります。
今の調査で、配偶者の浮気が何年前から続いていたか分かりますか?
今の尾行や張り込みだけでは、いつ始まったかまで証明できるとは限りません。調査で記録できるのは、調査を行った期間の行動です。過去の時期については、当時のメッセージや写真などの資料とあわせて考えます。気づいた段階で早めに確かめておくほど、記録として残せることが増えます。
相談のとき、自分に交際相手がいることも話した方がいいですか?
話していただいた方が、調査の日の絞り込みや、確認すべき点を正確に整理できます。当事務所では、浮気のご相談のときにすべての方へご自身の状況も伺っています。責めることはありませんし、ご相談内容は秘密厳守で取り扱います。
配偶者に先に調べられているかもしれません。どうすればいいですか?
ご自身が尾行や張り込みをされていないかを確認するご依頼も、お受けしています。実際に、探偵の動きを探偵が確認するケースもあります。ただし、確認できるのは調査を行った期間の範囲に限られます。調停の書類が届いているなど法的な対応が必要な場合は、当事務所から弁護士をご紹介できます。
相談したら、気になる人との関係を終わらせるよう言われますか?
言われることはありません。この先どうしたいのかは、ご本人が決めることです。私たちは、その判断に必要な事実と、確認しておくべき点を整理するお手伝いをします。
まとめ:好きになった自分を
責めなくていい。
ただ、関係を深める前に
立場を知っておく
- 仮面夫婦のまま誰かを好きになることは、決して珍しくありません
- 「気持ちだけ」と「肉体関係がある」では、法的な立場が大きく変わります
- 仮面夫婦や家庭内別居というだけでは、夫婦関係の破綻と認められないことが多くあります
- 配偶者に浮気の疑いがない場合、無理に証拠を探す必要はありません
- 動く前に、自分の望み・法的な立場・判断に必要な事実の3つを整理しておくと、後悔の少ない選択ができます
正直に話すのは勇気がいることです。それでも、ご自身の状況も含めてお話しいただいた方ほど、整理が早く進み、選べる道も多く残ります。
依頼するかどうかは、決めていなくて構いません。ご相談は無料です。法的な判断が必要な場合は、東京・新潟の弁護士のご紹介も行っています。
新潟市中央区白山浦の探偵喫茶で、コーヒーを飲みながらお話を伺います。お問い合わせフォーム・電話・メール・LINEで、24時間365日受け付けています。
今ある情報を伺い、残る疑問を調査で確認できるか、依頼前に整理します。
探偵喫茶 新潟ファミリー調査事務所
新潟県公安委員会 探偵業届出番号:第46230016号













